困難な課題を克服するための「戦略」~3つの基本~

あなたは今、仕事や人生において「乗り越えたい困難」を抱えていますか?

将来、「大きな壁」にぶつかることはないでしょうか?

「ない」というかたは、このページを閉じていただいてかまいません。

 

もし、「大きな目標を達成したい」「壁をのりこえたい」という願望があるかたは、

「戦略」の基本を身につけると、その後の人生でずっと役立ちます。

 

この記事では、かんたんに「3つの戦略の基本」をお伝えしていきます。

戦略の基本は、

 ①診断
 ②基本方針
 ③行動

3つです。

 

参考図書↓

 

①診断

まずは、「診断」

「診断」とは、

「医者が患者の病気を診断する」のに似ています。

 

「この患者さんは、いったい何が原因でこうなっているのかな?」

というのを、いろいろ調べたり、推測したりして、
「〇〇という病気だ」と診断します。

 

ここで大事なのは、なるべく正しく診断すること。

もし病気をまちがえて診断したら、
治療そのものが的外れのものになってしまいます。


いろいろ症状が出てるけど、どの問題がもっとも解決すべき問題なのか?

無視してもいい問題は?
逆に、最優先にすべき問題は?

 

これを知るには、
目をそらしたくなるような嫌な問題をしっかり見る
情報収集をする。
データを集めて、分析をする

こういった面倒な作業をしなければなりません。


お医者さんになったつもりで、
病気(悪いところ)の原因を究明しましょう


もし病気の診断をまちがえたら、
治療をやめて、
また病気の診断からやりなおさなければなりません

そうすると、それまでの治療がもったいなくなってしまいます。

 

だから、なるべく正しく診断ができるよう、
悪いところをしっかり見て、検査して、
分析して「これだ!」というものを見つける

 

診断に、もっとも力を入れるべきなのです。

 

②基本方針

あなたは「①診断」で、
悪いところを特定して、病名を「これだ」と判断しました。

 

なんの病気かわかったら、
次にやるべきことは
「どんな治療するか」を決めることです。

 

たとえば「風邪」と診断したとして、

薬で治すならどの薬を使うのか。
同じ咳止めでも、どちらの薬のほうが患者さんに合いそうか。

 

点滴はするか。
点滴はやめておいて、2~3日ようすを見るか。

 

ふだんから運動や食生活で体をきたえるよう、
アドバイスもしようか。
どういう言い方ならこの患者さんは聞いてくれるか。

 

こんな感じで、思い浮かぶ選択肢はいろいろあります

 

それから、
近くにスーパーができた小さなお魚屋さん
の場合。

 

診断(最優先の課題をみきわめる)
「近くのライバル店(スーパー)は、値段が安い

・高級なお魚を増やして、高級志向にする
・ライバル店より営業時間を長くする
・感じのいい店員さんばかりにして、おもてなしで勝負する

 

…など、打てる手はいろいろ考えられます。

 

しかし、「②基本方針」では、
打てる手のなかから1つを選びます

 

ぜんぶやればいいじゃない?

と思いますが、
思いつく策をすべてやっていると、

 

時間がかかりすぎる
・注げる時間・エネルギーなどは限られているので、
 ちょっとずつしか力を入れることができず、力が分散する

 

というわけで、非効率的です。

 

無限の時間とエネルギーがあれば、
すべての策をいっぺんにやればいいのですが、
無限の時間をもっている人というのはいません。

 

「でも、1番いい方法を選べといわれても、
 どの方法もよさそうに見えるんだけど…。
 どれがいいのかわからない!選べないよ!

 

そう、実は、どの方法(治療法)がベストなのかを確かめる術はありません
やってみないとわからないんですね。

 

「えー、それじゃ【②基本方針】ってなんの意味があるの?

 

それは、
「限られたリソース(時間・エネルギー)を、1つの策(方法)に集中させる
という意味があります。

 

たとえば、
さきほどの魚屋さんが、
「ベストな選択かどうかはわからないけど、『高級志向』でいこう!」
と決めたとします。

 

基本方針を決めたことで、
このあと「どんな行動をしていくか」を考えるときに、
「『高級志向』という基本方針につながる行動」に集中できます

 

すべての行動が『高級志向』につながっているので、
相乗効果が期待でき、リターンが大きくなる可能性が高まります。

 

もし『高級志向』という基本方針を決めずに
「とにかく行動あるのみだ!」と
あまり関係のない行動をバラバラとやっても、
効果がうすく、1つの行動が成功しても得られるものが少なく、
時間やエネルギーがもったいないです。

 

基本方針を立てることで、
時間やエネルギーなどのリソースを集中させ
行動を一貫させる。

 

すべての行動が一貫するので、
相乗効果が期待でき
リターンも大きくなります。

 

③行動

あとは行動するだけ…ですが、
なんとなく行動する気になれない

もちろん、そういう気分になることもありえます。

 

なぜなら、「③行動」は苦痛をともなうからです。

 

・「①診断」で、さまざまな課題のなかから最重要課題をみきわめて
・「②基本方針」で、さまざまな方針が考えられるなかで、方針を1つ(か2つ)に絞る

 

つまり、

「ここが1番悪いところだから、なんとかしなきゃいけない。」
1番いやな課題に目を向けなきゃいけない

 

「いろいろ方法はあるんだけど、これに決めた!」
ほかの魅力的な選択肢をすべて捨てて、1つを選ぶ

 

という苦痛があるのです。

 

大きな問題からは目をそらしていたいし、
ほかの魅力的な方法をすべて捨てるのは不安だ…。

 

でも、
行動しなければ、
とりあえず苦痛は避けられます。
なにも捨てなくていいからです。

 

これが、自分1人の問題ではなく、
他人もまきこんだ話となると、
さらに苦痛は大きくなります。

 

全員の意見をとりいれたら、
とりくむべき課題はもりだくさんのままで、
てんでんばらばら目標がいっぱい立って
基本方針もなにもあったもんじゃありません

 

しかし、
「ほかの意見は却下!この方法でいく!」
とやると、不満が出ます


1つに絞るということは、不利益をこうむる人が出てくるのはあたりまえです。

 

それならもう、
決断や行動を先延ばしにして、
苦痛を避けたいと思ってしまいます。

 

そうしてるうちに、
問題はどんどん大きくなっていき…。

 

捨てる決断ができなかったために、
すべて手遅れとなることも珍しくはありません。

 

苦痛をともなう行動は避けたいと思うのがふつうです。

ですが、それを乗り越えれば、

一貫した行動でリソースを1点集中させ、

大きな問題を乗り越えられるかもしれません。

 

「かも」ってことは保証はないのかよ、と言われるかもしれませんが、

絶対に成功する方法があるならそもそも悩んでいません

失敗のリスクがあるから、決断するのが怖いし、

行動に移すのが苦痛なんです。

 

でも、行動しなければ、問題はそのままか、悪化していきます

最終的にどちらをとるかは、あなたの自由です。

 

まとめ

①診断

 とりくむべき最重要課題をみきわめる
 
 病気の診断と同じで、この作業が1番大切

 

②基本方針

 課題にどうとりくむか、方針を1つに決める

 「将来の方向性をさし示すもの」になります。

 

③行動

 ほかの方針はすべて捨て、1つの方針に行動を集中させる

 苦痛をともなうが、行動に移さないあいだにも問題は大きくなっていく

 

もっとも優先すべきことを決めるのは、
戦略を立てるなかでもっとも難しい

決断することで、はじめて行動できるようになる。

 

戦略を立てるには
時間もエネルギーもかかりますが、
戦略なくして成功はありません

 

また、「①診断」がもっとも大切なステップです。

ここに力を入れるクセをつけるようにすると、

かなり人生よくなるんじゃないでしょうか。

 

自分も、まだまだですし、
こうやって書いていて
「苦痛をともなうのかー。やだなー。」
って思いますが、
お互いがんばりましょう。

 

今回はこのへんで。
あなたの幸運を祈ります!

 

↓今回のお話は、この本の第5章に書かれています。

ぶっちゃけ、
この記事読むよりこの本読んだ方が
100億倍ためになると思います。